utsu-cafe’s diary

うつと暮らす日々

婚活と、なんたらかんたら

不細工に人権は無いのか、と世を恨んだ回数なら人に劣後しないと自負している。

 

さて。

「こんな男はダメ」とか「こんな女はダメ」みたいなことを、さも正義のように振りかざして他人を批判する婚活サイトとかアドバイザーを見かける。

すると、そういう正論モドキに振り回される人が可哀想になってくる。

 

「清潔感が大事」
「会話のレスポンスは的確に」
「最初のデートでは……」

 

うん、多分それはある程度、正解なんだろう。

根拠も何もないものを言うほど、彼らも落ちぶれてはいない……と信じている。信じさせてくれ。
でも、どれだけ「正解」を煽り立てても、それは所詮「絶対」にはならない。
なぜなら、それはある程度までの前提でしかないし、「交際」という不可思議な世界の中では理論立てした前提など容易に覆るからだ。

 

マニュアルとテクニックで可能性を上げろ、という意味なら勿論、理解している。
まずは出会いと幾らかの付き合いが無ければ、物事は始まらないとも言える。
その点で、婚活に纏わるエトセトラにも理は無くもない。
だが日の浅い薄っぺらな技術とお仕着せの見てくれで、相手を騙し続けることは不可能だ。

 

まあ、結局そういう小手先のテクニックで釣り上げた相手が、自分の欠点や弱さをどれだけ受け入れてくれるのか。
単なる恋人ごっこで終わらせるつもりなら、精々自分の美しいところを見てもらえばよい。
だが、一生添い遂げるつもりなら、着飾らない……というかどちらかといえば「みっともない」自分を見てもらって、その対応を見るほうが断然よい。

結婚や同棲を視野に入れるなら、当たり前だが着飾らない現実が待っている。

 

自分の下着を洗われてもいいか?

寝起きの無警戒な顔を晒せるか?

近親者と揉めたりしたらどうでるか?

 

厳しい言い方をすれば、婚活の魑魅魍魎が囁く声に手もなく左右されている時点で、交際ワールドではエサに限りなく近い。

相手を尊重して受け入れること、相手にも尊重してもらい受け入れてもらうこと……言ってしまえば、要点はそれだけなのだ。

勿論、これも前提となる姿勢に過ぎない。

こんな面倒なことを考えなくとも添い遂げるカップルもあれば、よくよく考えても上手くいかないカップルもある。

あなたとパートナーの関係は、この世界に二つとない特別なものだからだ。

オリジナリティ溢れる物語を、手垢にまみれたチープなテクニックで汚さないで欲しい。

 

そう思う。